ぎっくり腰とは
このように、ぎっくり腰は、これといった原因が解明されていないのが現状です。
一般的なぎっくり腰は、比較的短期間で自然治癒していきます。
ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の特徴は、急な動作をしたときに突然腰に激しい痛みが生じることです。痛みが酷くなったり、時間が経っても痛みが治まらない、足が痺れるなどの症状が見られる場合は、腰椎椎間板ヘルニアや圧迫骨折、神経障害を疑います。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、急な動作がきっかけとなり引き起こすことがほとんどです。稀に、何も動作をしていないのに発症する場合もありますが、根本的な原因は解明されていません。
日頃からデスクワークをしている方は、腰への負担が大きくなり始める昼から夕方にかけての時間帯に発症リスクが高いとされています。
この場合、休憩やリフレッシュを上手に取り入れ、体操やストレッチを行い、腰への負担を軽減しておくことがポイントです。
検査・診断
ぎっくり腰の検査は、問診とレントゲン撮影による画像検査を行います。いつ、どのような状況で発症したのか、ライフスタイルや生活習慣などを伺い、発症のきっかけと原因を見ていき、診断していきます。
ぎっくり腰だと思って受診された患者さんが、検査をすると実は椎間板ヘルニアや圧迫骨折、神経障害による痛みだったという例もあるので、他の病気やケガとの鑑別も気を付けながら診断を行います。
当院の治療
一般的なぎっくり腰は、通常約1～2週間ほどで自然治癒します。早ければ、数日で治ることもあります。痛みが強い場合は、痛み止めの薬や湿布を用いて症状を緩和していきます。腰を支えるために、腰痛用コルセットなどの装具を使うこともあります。
